今さら聞けない?暗号資産用語をやさしく解説

2025年に入り、円安やS&P500の下落など、資産周りの不安なニュースが多く入ってきています。その一方で、ビットコインが過去最高値を更新するなど、暗号資産(暗号資産)に関するニュースは継続して話題に。このことから、一般の人々の間でも暗号資産を持つことは当たり前のような状況とってきています。
とはいえ、興味はあるけどなんだか難しそうと考えている人はまだまだ多いでしょう。その理由のひとつに、暗号資産業界特有の専門用語の存在があります。たとえば、2013年には日本初の暗号資産モナコインが登場しましたが、「ミームコイン」という用語がどのような存在か分からないがために投資を避け、投資機会を見逃した人は少なくありません。実際、誕生から10年以上経過するものの、モナコイン 2025年の将来性は、今なお投資対象として話題を保っています。
本記事では、初心者向けに暗号資産の基本用語から最新トレンド用語までを、わかりやすく解説していきます。
基本的な暗号資産用語
ブロックチェーン
ブロックチェーンとは、暗号資産のベースとなる技術です。取引の記録を「ブロック」と呼ばれるデータの塊にまとめ、それをチェーンのようにつなげて管理します。改ざんが困難であることが特徴で、中央管理者がいなくても安全な取引が可能なことから注目されています。
ウォレット
ウォレットは、暗号資産を保管するための、デジタル上のお財布です。ウォレットには、インターネットに接続して利用する「ホットウォレット」と、オフラインで管理できる安全性の高い「コールドウォレット」があります。
公開鍵と秘密鍵
ウォレットを利用するときに、「公開鍵」と「秘密鍵」というものを使用することで、資金を守ります。公開鍵は銀行口座番号のようなもので、他人に公開可能です。一方、秘密鍵は銀行口座のパスワードに相当するため、他人に教えないようにしましょう。
マイニング
マイニングとは、暗号資産の取引を承認し、新しい通貨を発行するプロセスのことを意味します。そして、この作業を行う人を「マイナー」と呼びます。マイナーは報酬として新しく発行されたコインを得ることが可能です。
取引や投資に関する用語
CEX
CEX(集中型取引所)とは、中央管理者が運営する暗号資産取引所のことです。国内ではビットフライヤーやコインチェック、海外ではバイナンスなどが多くの利用者を抱えています。これらは初心者にも使いやすく、日本円との取引にも対応しています。
DEX
DEX(分散型取引所)は、中央の運営主体が存在せず、ブロックチェーン上でユーザー同士が直接取引を行う取引所です。代表的なDEXはUniswap(ユニスワップ)などで、資産を自分自身のウォレットで管理するため、セキュリティが高いとされています。
ガス代
イーサリアムなどのブロックチェーン上では、取引を実行する際に「ガス代」と呼ばれる手数料が発生します。これはネットワークを維持・運営するために必要なコストで、取引内容の複雑さや、その時のネットワーク混雑状況によって金額が変動します。
特に利用者が集中する時間帯では、この手数料が急騰することがあり、これはスケーリング問題と呼ばれるブロックチェーンの課題のひとつとされています。
ステーキング
ステーキングとは、保有する暗号資産を一定期間ネットワークに預け入れ、報酬を得る仕組みです。銀行預金の利息のように報酬を受け取れるため、人気の投資手法のひとつとされています。
ハードフォーク
ハードフォークとは、ブロックチェーンのルールを大幅に変更することでチェーンが分岐することを指します。これにより新しい暗号資産が生まれる場合もあり、過去にはビットコインから「ビットコインキャッシュ」が誕生しました。
最新トレンド用語
ミームコイン
ミームコインは草コインとも呼ばれ、インターネット上のジョークやミーム(ネタ画像)を起源として誕生した暗号資産のことを意味します。
価格変動が激しく、投機的な側面が強いため注意は必要ですが、SNSやインフルエンサーの影響で爆発的に価格が上昇することもあります。代表的なミームコインには、モナコインやドージコイン、柴犬コインなどがあります。
DeFi
DeFi(分散型金融)は、中央管理者を介さずにブロックチェーン上で提供される金融サービス全般のことです。DeFiにより、銀行のような仲介機関を使わずに、ユーザー同士が直接資金の貸し借りや取引を行うことができます。透明性が高く、世界中どこからでもアクセスできる点が魅力で、今後も発展が期待されています。
NFT
NFT(非代替性トークン)とは、ブロックチェーン上に記録された固有のデジタル資産です。通常のデジタルファイルと違って、NFTはコピーできない唯一無二の資産として存在。これにより、デジタルアート作品、ゲーム内アイテム、音楽などの所有権を明確に証明することができます。
簡単に言えば、NFTはデジタルの世界にも「本物」と「所有者」という概念をもたらす技術です。
Web3
Web3とは、ブロックチェーンを利用した次世代のインターネットを指します。そして、Web3はユーザー自身が自分のデータを管理し、大企業に依存しない分散型のネット空間を目指しています。今後Web3がさらなる普及を果たすことで、個人のデータ主権が重要視される社会へと変化していく可能性があります。
メタバース
メタバースとは、3Dで体験できるインターネット上の仮想世界のことです。この世界では、自分の分身となるアバターを使って他のユーザーと会話したり、買い物をしたり、ゲームやイベントを楽しんだりすることができます。現実世界がデジタル空間に拡張されたようなものです。
このメタバース内での取引や所有権の証明には、先ほど説明したNFTや暗号資産が使われています。たとえば、メタバース内の土地や服、アートなどをNFTとして購入し、支払いには暗号資産を使うといった形で、デジタル空間での経済活動が行われているのです。
DAO
DAO(分散型自律組織)とは、中央の管理者を置かずにスマートコントラクトによって運営される組織のことです。組織の運営や意思決定をメンバーが投票で決めるため、透明性が高く、民主的な組織として注目されています。
まとめ
暗号資産を学ぶうえで、最初は専門用語に戸惑うかもしれません。しかし、今回紹介した基本用語やトレンド用語を理解することで、暗号資産の世界がより身近に感じられるようになるでしょう。安全に投資や取引を行うためにも、まずは基本を押さえ、新たなトレンドにも敏感になっていくことをおすすめします。
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10 最も人気のあるプログラミング言語のライブラリ
19 暗号通貨と 12 ブロックチェーン
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